2020年マスターズ・トーナメント延期

今年、2020年の海外ゴルフメジャー初戦となるはずだったアメリカ、ジョージア州オーガスタ開催のマスターズ・トーナメントは、3月13日に新型コロナウイルスの影響によって延期されることが発表されました。その時点では未定とされていた延期後の日程ですが、現在マスターズの公式ホームページ上では、11月の9日から15日の開催を目標にしている旨が述べられています。しかし、世界的に新型コロナウイルス第2波が広がっている現状では、全ては五里霧中というのが実際のところでしょう。
それでも、年末の開催を目指し努力するマスターズの関係者の努力が報われることを願いながら、11月にマスターズが開催された場合の注目ポイントをここで紹介したいと思います。
マスターズ招待選手に変更はあるのか?
マスターズは、招待資格を満たしたゴルフのマスター(名手)のみに出場が許されるため、この名で呼ばれている大会です。その招待資格には、
- 歴代マスターズの優勝者
- マスターズ以外の海外メジャー大会優勝者(過去5年間に限定)
- マスターズ以外の海外メジャー大会4位以内(前年度限定)
- 前年度末の公式世界ランキング50位以内
- 今年度の公式世界ランキング50位以内

これら以外にも多くの招待資格があるのですが、今回問題になりそうな招待資格が、上記最後にあげた「今年度の公式世界ランキング50位以内」です。このランキング50位以内というのは、マスターズ開催前のランキングで、当初の4月開催前のランキングに入っていた選手は該当しないということになります。しかし、マスターズ側は公式ホームページ上で、4月の開催時点で資格を有していた選手については延期後も招待するつもりである、と述べているため、おそらく彼らも招待されることになりそうです。