コロナ過によるPGAツアー延期と再開

2020年3月に入ると、アメリカでの新型コロナウイルス感染者が急速に増え始め、市民の日常生活に支障が出るほどになりました。その影響はアメリカのプロゴルフツアー、PGAツアーにも及び、開催元は観客の安全を鑑み、3月12日に初日を終えた「プレイヤーズチャンピオンシップ」の残りの日程を無観客とすることを発表しました。 しかしその決定に、選手を含め多くの批判が集まったことで、PGAツアー側も考えを一転。「プレイヤーズチャンピオンシップ」は残りのラウンドを消化することなく中止となったのです。初日に日本の松山英樹が首位に立っていたため、日本のゴルフファンにとっては残念な決定でもありました。PGAツアーは、その後3週間のツアートーナメントのキャンセルも併せて発表。この間でのコロナ過の鎮静を待つことになります。 収まらないコロナ過 しかしアメリカでの新型コロナ感染の勢いは衰えませんでした。この中断期間中にアメリカは感染者数、死者数が世界でもっとも多い国となってしまい、とてもPGAツアーを再開できるような状況ではなくなってしまったのです。これによりPGAツアーは、5月の頭までのツアーをキャンセルすることを発表します。ただ彼らは4月の半ばには、6月第2週からの無観客によるPGAツアー再開のプランを発表し、その準備に取り掛かります。 米国4大プロスポーツリーグに先駆けて再開 6月再開に懐疑的な声もある中、入念な準備をおこなったPGAツアーは、予定通り6月からのツアー再開に漕ぎ着けます。これは米国4大プロスポーツリーグに先駆けての再開で、この彼らの成功は他のスポーツリーグ再開にも大きな影響を与えることになります。その後は幾つかのキャンセルや延期を出しながら、しかし現在もPGAツアーは順調に日程を消化しています。
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日本のゴルフトーナメント

日本で富裕層向けのスポーツとして親しまれているゴルフ。この記事では日本国内で行われてるゴルフのトーナメントや歴史、有名選手について紹介します。ゴルフについて詳しくない方は、ぜひこの記事でゴルフについて学んでみましょう。 日本におけるゴルフの始まり 日本でゴルフがプレイされ始めたのは1901年のことでした。当時イギリス人の貿易商人アーサー・ヘスケス・グルーム氏が兵庫県に所有する別荘に4ホールのコースを作ったのが始まりだといわれており、さらにその2年後、日本最古のゴルフ場として知られている「神戸ゴルフ倶楽部」が建設されました。その後、日本では第一次、第二次ゴルフブームが起こり、現在のように人気のスポーツとして定着するようになりました。 日本国内でのトーナメント ゴルフの大会と言うと海外の大会ばかりが注目されていますが、日本でも中日クラウンズ、東建ホームメイトカップ、日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップなど多数のトーナメントが開催されています。2020年はこれらのトーナメントのほとんどは延期または中止となっています。 日本のトップゴルファー ここでは日本の有名なプロゴルファーを紹介します。 石川遼選手 男子ツアー世界最年少優勝、日本での最年少賞金王記録保持者である石川遼選手は誰もが知る有名プロゴルファーでしょう。「ハニカミ王子」というニックネームをもち、女性からも絶大な人気を集めました。2019年にはツアー史上最年少「28歳82日」で生涯獲得賞金10億円を突破しました。 池田勇太選手 池田勇太選手は高校生時代に「世界ジュニア」「日本ジュニア」を制した有名プロゴルファー。2009年には「日本プロゴルフ選手権」で初優勝し、実力を日本中に見せつけました。また、2013年に当時史上最年少となる27歳14日でジャパンゴルフツアーの選手会長に就任しています。
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ゴルフのスポーツベッティングについて

日本では富裕層のスポーツというイメージがあるゴルフ。最近ではゴルフ合コンと言う言葉も生まれているほど、身近なスポーツとなってきていますよね。そんなゴルフは実際にプレイするだけではなく、スポーツベッティングとしても楽しむことができいます。 ゴルフで賭けられるトーナメント スポーツベッティングで扱いのあるゴルフの大会には、全英オープン、全豪オープン、全米プロゴルフ選手権、マスターズ・トーナメントのいわゆる四大大会の他にも、全米女子プロゴルフ選手権、全米女子オープンなどがあります。これらの個人戦の他にもチームで対戦するライダーカップ(Ryder Cup)も賭けの対象となっています。 オッズの種類 ゴルフのスポーツベッティングで最も基本的なものが優勝予想です。トーナメントで誰が優勝するかを予想するとてもシンプルなものとなります。このほかにも、優勝者が2位と何打差かを予想するMargin Of Victory、5位以内に入るかどうかを予想するTop 5 Finish、大会中にホールインワンがあるかどうかに賭けるHole In Oneなどがあります。 インプレーベッティング インプレーベッティングとは実際に試合を見ながらベットをすることができる賭けのことを言います。インプレーベッティングはライブベッティングとも呼ばれます。ゴルフにこのインプレーベッティングが用意されており、生中継を見ながら自由にベットすることができます。試合中にオッズが変化するので、さらなる緊張感を楽しむことができます。 ベストサイトの選び方 ブックメーカーを選ぶ際には、オッズが少しでも高いものを選ぶのがポイントです。また、扱っているゴルフの試合数が多いものに登録するようにしましょう。もちろんブックメーカーの安全性についてもよくチェックする必要があります。
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史上最高のゴルファーたち

ゴルフというスポーツは、他の個人競技と比べて、1人のプレイヤーが圧倒的な成績を残すことが難しい競技です。それは「自然」というプレイヤーたちにはどうすることもできない要素が、少なからず勝敗に関わってくる競技だからです。しかし、そんなゴルフ競技においても、非常に優れた成績を残すプレイヤーがこれまでに登場してきました。ここでは、そんな「史上最高のゴルファーたち」を紹介していきたいと思います。 サム・スニード 1912年生まれのサム・スニードは、PGAツアー通算82勝を記録していて、これは歴代トップタイの記録です。もちろんメジャー大会でも7勝をあげていますが、何故か全米オープンだけ勝てなかった(2位が4回)悲運の選手でもあります。 ミッキー・ライト 1935年生まれのミッキー・ライトは、女性ゴルファーとして唯一ここで取り上げることになる選手です。LPGAツアー82勝は歴代2位、メジャー大会13勝も歴代2位の数字ですが、LPGA史上唯一4大メジャータイトルを同時に保持していた選手であり、かのベン・ホーガンが「彼女のスイングは、私が今まで見た中でベスト」と評する程、美しいスイングを持つ選手でもありました。 ジャック・ニクラス 1940年生まれのジャック・ニクラスは、メジャー大会通算18勝という歴代1位の優勝回数を誇ります。大きな大会での勝利が多いことからでも分かる通り、大舞台に強く、プレッシャーを全く感じていないかのようにプレーする選手です。ゴルフを人気スポーツへと牽引した立役者でもあります。 タイガー・ウッズ 1975年生まれのタイガー・ウッズは、ほとんど全ての男子ゴルフツアーの記録を塗り替えるだろうといわれていました。しかし、度重なる怪我とプライベートでのトラブルから、現在のところその予想は裏切られた形になっています。それでもPGAツアー歴代トップタイ記録となる82勝目を昨年記録し、メジャー大会歴代2位の15勝は、トップ記録まであと3勝です。彼が現在のコンディションを維持することができれば、きっとこの記録も更新することができるでしょう。
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プレーを夢見るゴルフコース

日本には2200以上のゴルフコースがあります。ピーク時から減少したものの、ゴルフコースの数では日本は世界第3位を誇ります。1位と2位はアメリカ、カナダが占めており、国土面積を考えるといかに多くのゴルフ場が建設され、それを楽しむ多くのゴルファーがいることを理解いただけると思います。 ゴルファーであれば、一度はプレーをしてみたいと思うコースがあるはずです。ここでは、「世界ランキング」、「歴史」、「会員権」という切り口で紹介したいと思います。 世界ランキングで注目のコース 世界トップ100(USゴルフマガジン2020-2021選出)に入ったコースを紹介しましょう。「廣野ゴルフ倶楽部」はアメリカのゴルフ雑誌が選出した世界のゴルフコースランキングで、日本国内最上位の39位にランクされた兵庫県三木市にあるゴルフコースです。国内メジャー大会の「日本オープン」が過去に5回開催されました。 もう一つのコース「川奈ホテルゴルフコース 富士コース」は、毎年5月に開催される女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」が開催されるコースです。あの全英オープンを制した渋野日向子が2019年の大会で2位に入りブレイクのきっかけとなりました。富士山を背に相模灘を望む、自然の地形を活かしたC.H.アリソン氏設計の魅力あふれるゴルファー憧れのコーです。 歴史あるコース 1903年、日本で最初に会場したゴルフコース「神戸ゴルフ倶楽部」、日本で最も古いパブリックコース(現在は会員制)である「雲仙ゴルフ場」があげられます。 貴重な会員権のあるコース 「会員権」が入手困難なコースの中では「小金井カントリー倶楽部」を紹介したいと思います。W・へーゲン氏設計により1937年に会場し、アクセスは都心から1時間、武蔵野の緑に囲まれた最もプレミアムなゴルフコースです。戦時中の1942年には「日本プロ」が開催されました。このほか「よみうりゴルフ倶楽部」や「旧軽井沢ゴルフクラブ」も、会員になることを夢見るゴルファーが多いゴルフコースです。
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オリンピックとゴルフ

新型コロナウイルスの影響で、残念ながら延期となってしまった東京2020オリンピック。実際のところ開催されるかどうかも現在不透明な状況ではあるのですが、もちろん日本のスポーツファンは、その開催を心から待ち望んでいます。 特にゴルフ競技においては、渋野日向子という金メダルを狙える、スター性も持った選手が出場予定だったため、延期を残念に思っているファンも多いと思います。そんな日本人の注目が高かったオリンピックのゴルフ競技について、ここで改めて取り上げていきたいと思います。 ゴルフがオリンピックに初めて登場した大会 ゴルフがオリンピック競技に採用されたのは2016年リオ大会から、と思っている方も多いと思いますが、実は1900年におこなわれた第2回オリンピック、パリ大会でゴルフは既にオリンピック競技に採用されています。しかし、次の1904年セントルイス大会で2大会連続おこなわれて以降、100年以上もゴルフはオリンピック競技ではありませんでした。そして満を持して再び採用されたリオ大会のゴルフ競技では、男子はイギリスのジャスティン・ローズ、女子は韓国の朴仁妃が金メダルに輝いています。日本人選手は、残念ながらメダルには届きませんでした。 東京2020オリンピック注目のゴルファー もちろん中止の可能性もありますし、出場予定選手が変わる可能性もあるのですが、開催された場合、活躍する可能性が高い注目のゴルファーをここでは紹介していきます。 渋野日向子:最初に言及しましたが、2019年AIG全英女子オープン優勝者で、現在まだ21歳という若さの彼女が、ゴルフ競技における日本人初の金メダルに輝く可能性は非常に高いといわれています。 タイガー・ウッズ:キャリアの晩年に差し掛かっているとはいえ、このゴルフ史上に残るスーパースターがもしオリンピックに参加すれば、大会が盛り上がることは間違いありません。現在のところ代表資格を得ていないタイガーですが、延期の恩恵を受け、出場できる可能性は大いにあるのです。
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2020年マスターズ・トーナメント延期

今年、2020年の海外ゴルフメジャー初戦となるはずだったアメリカ、ジョージア州オーガスタ開催のマスターズ・トーナメントは、3月13日に新型コロナウイルスの影響によって延期されることが発表されました。その時点では未定とされていた延期後の日程ですが、現在マスターズの公式ホームページ上では、11月の9日から15日の開催を目標にしている旨が述べられています。しかし、世界的に新型コロナウイルス第2波が広がっている現状では、全ては五里霧中というのが実際のところでしょう。 それでも、年末の開催を目指し努力するマスターズの関係者の努力が報われることを願いながら、11月にマスターズが開催された場合の注目ポイントをここで紹介したいと思います。 マスターズ招待選手に変更はあるのか? マスターズは、招待資格を満たしたゴルフのマスター(名手)のみに出場が許されるため、この名で呼ばれている大会です。その招待資格には、 歴代マスターズの優勝者 マスターズ以外の海外メジャー大会優勝者(過去5年間に限定) マスターズ以外の海外メジャー大会4位以内(前年度限定) 前年度末の公式世界ランキング50位以内 今年度の公式世界ランキング50位以内 これら以外にも多くの招待資格があるのですが、今回問題になりそうな招待資格が、上記最後にあげた「今年度の公式世界ランキング50位以内」です。このランキング50位以内というのは、マスターズ開催前のランキングで、当初の4月開催前のランキングに入っていた選手は該当しないということになります。しかし、マスターズ側は公式ホームページ上で、4月の開催時点で資格を有していた選手については延期後も招待するつもりである、と述べているため、おそらく彼らも招待されることになりそうです。
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ゴルフ初心者向けスイングガイド

会社の付き合いで、または友人に誘われて初めてゴルフコースを周ることになったあなたは、ひとまずゴルフの打ちっぱなしに足を運び、ボールを打ってみることになるでしょう。そしてそこで初めて、地面に置かれたボールをただ打つことが、これほどまでに難しいという事実を知ることになるはずです。まっすぐに飛ばない、飛距離がでない、ボールが上がらない・・・ぱっと見簡単に見える静止したボールを打つという行為は、実は一筋縄ではいかないものなのです。そんな初心者中の初心者であるあなたに、上達への道しるべとなるゴルフスイングのアドバイスを用意しました。ぜひ参考にしていただき、今後のゴルフライフを楽しいものにしていただければと思います。 まずはアイアンから 初心者がドライバーといったウッドに分類される種類のクラブを使いこなすことは、大変難しいことです。だから、最初はアイアンと呼ばれる種類のクラブでスイングの練習をおこないます。アイアンはヘッドがウッドよりも軽いため初心者でも扱いやすく、そのためボールにクラブフェースをまっすぐ当てる感覚を覚えることができます。 きちんとしたフォーム、グリップを覚える 初心者が最初にフォーム、グリップをきちんと覚えず変な癖をつけてしまうと、後からの矯正に大きな労力が必要となってしまいます。初めての段階できちんとしたレッスンプロなどに習い、正しいフォーム、グリップを覚えることが、長期的にはゴ
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ゴルフのドライバーの選び方

どんなに練習してもドライバーが上手くならない、アイアンは自信があるので、ドライバーはあきらめて最初からアイアンで打っている…そんな皆さんに自分に合ったドライバーを選ぶことをお勧めします。年齢やスイング方法の変化に伴って適切なドライバーを使用するのはとても大切です。3つのポイントをチェックしてみてください。
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尾崎将司 ~日本ゴルフ史上最高のプレイヤー?

かつて日本のゴルフ界はAONと呼ばれる3人のゴルファーによって支えられていました。それぞれのゴルファーの頭文字を取ったこのAONの呼称。Aは1980年の全米オープンであのジャック・ニクラウスと死闘を繰り広げ、1983年にはハワイアン・オープンで日本人初のPGAツアー優勝を果たした青木功。Nは1985年に日本人で初めて獲得賞金額1億円を突破した中嶋常幸。そしてOが、そんな強敵と死闘を繰り広げながらも、この3人の中で最強の名を欲しいままにした「ジャンボ」こと尾崎将司です。 野球選手からゴルフ選手へ 良く知られている話ですが、ジャンボ尾崎は春の選抜高校野球の優勝投手であり、西鉄ライオンズで3年間活躍した プロ野球選手でした。その後プロゴルファー転向を決意し、1970年にプロテスト合格。翌1971年には早くも初優勝と順風満帆なゴルフキャリアをスタートします。 しかし凄いのはここからで、この初優勝から僅か3ヶ月でなんと5勝を挙げたのです。まさしく彼の時代が幕を開けたのでした。そして1973年にはマスターズ・トーナメントで東洋人初の8位入賞を果たし、世界でもその名を知られるようになります。キャリアでは通算12度の賞金王に輝き、特に94年から5年連続で賞金王になった頃の彼の強さは、この時代がAONの時代と言われながら、しかし国内に敵は全くいなかったと言っても過言ではありませんでした。 活躍できなかった海外のトーナメント そんな国内無双を続けたジャンボ尾崎でしたが、しかし海外のトーナメントでは振るいませんでした。4大メジャーには50回出場し、最高位は1989年の全米オープンの6位。トップ10以内に入ったことは都合3回しかありませんでした。国内でこれほど強いジャンボ尾崎が海外では勝てないことに、世界との距離を感じたゴルフファンも多かったことでしょう。 日本ゴルフ界への貢献 ジャンボ尾崎はただゴルフが強かっただけのゴルファーではありません。兄弟のプロゴルファー、健夫や直道と共にジャンボ軍団を結成し合同自主トレを行っていましたが、ここからは多くのプロゴルファーが巣立って行きました。飯合肇、川岸良兼などのトップゴルファーを排出し、この時期の日本ゴルフ界の底上げに大きく貢献したのです。 尾崎将司は、間違いなく日本ゴルフ史上最も偉大なゴルファーの一人です。1964年の東京オリンピックで聖火ランナーを務めたことは意外と知られていませんが、もしゴルフがオリンピック種目になるのが20年早かったら、きっと出場し活躍していたことでしょう。そうなっていたら、きっと多くのファンが日本でも利用できるこの様なブックメーカー アジアのブックメーカーとゴルフに賭ける で彼の勝利に賭けていたはずです。まだ現役を続ける彼ですが、引退を匂わす発言も出るようになりました。しかしもし引退したとしても、彼のゴルフ界への貢献は今後も続いていくことでしょう。
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