コロナ過によるPGAツアー延期と再開

2020年3月に入ると、アメリカでの新型コロナウイルス感染者が急速に増え始め、市民の日常生活に支障が出るほどになりました。その影響はアメリカのプロゴルフツアー、PGAツアーにも及び、開催元は観客の安全を鑑み、3月12日に初日を終えた「プレイヤーズチャンピオンシップ」の残りの日程を無観客とすることを発表しました。

しかしその決定に、選手を含め多くの批判が集まったことで、PGAツアー側も考えを一転。「プレイヤーズチャンピオンシップ」は残りのラウンドを消化することなく中止となったのです。初日に日本の松山英樹が首位に立っていたため、日本のゴルフファンにとっては残念な決定でもありました。PGAツアーは、その後3週間のツアートーナメントのキャンセルも併せて発表。この間でのコロナ過の鎮静を待つことになります。

収まらないコロナ過

しかしアメリカでの新型コロナ感染の勢いは衰えませんでした。この中断期間中にアメリカは感染者数、死者数が世界でもっとも多い国となってしまい、とてもPGAツアーを再開できるような状況ではなくなってしまったのです。これによりPGAツアーは、5月の頭までのツアーをキャンセルすることを発表します。ただ彼らは4月の半ばには、6月第2週からの無観客によるPGAツアー再開のプランを発表し、その準備に取り掛かります。

PGA Tour 2020

米国4大プロスポーツリーグに先駆けて再開

6月再開に懐疑的な声もある中、入念な準備をおこなったPGAツアーは、予定通り6月からのツアー再開に漕ぎ着けます。これは米国4大プロスポーツリーグに先駆けての再開で、この彼らの成功は他のスポーツリーグ再開にも大きな影響を与えることになります。その後は幾つかのキャンセルや延期を出しながら、しかし現在もPGAツアーは順調に日程を消化しています。