オリンピックとゴルフ
新型コロナウイルスの影響で、残念ながら延期となってしまった東京2020オリンピック。実際のところ開催されるかどうかも現在不透明な状況ではあるのですが、もちろん日本のスポーツファンは、その開催を心から待ち望んでいます。
特にゴルフ競技においては、渋野日向子という金メダルを狙える、スター性も持った選手が出場予定だったため、延期を残念に思っているファンも多いと思います。そんな日本人の注目が高かったオリンピックのゴルフ競技について、ここで改めて取り上げていきたいと思います。

ゴルフがオリンピックに初めて登場した大会
ゴルフがオリンピック競技に採用されたのは2016年リオ大会から、と思っている方も多いと思いますが、実は1900年におこなわれた第2回オリンピック、パリ大会でゴルフは既にオリンピック競技に採用されています。しかし、次の1904年セントルイス大会で2大会連続おこなわれて以降、100年以上もゴルフはオリンピック競技ではありませんでした。そして満を持して再び採用されたリオ大会のゴルフ競技では、男子はイギリスのジャスティン・ローズ、女子は韓国の朴仁妃が金メダルに輝いています。日本人選手は、残念ながらメダルには届きませんでした。

東京2020オリンピック注目のゴルファー
もちろん中止の可能性もありますし、出場予定選手が変わる可能性もあるのですが、開催された場合、活躍する可能性が高い注目のゴルファーをここでは紹介していきます。
- 渋野日向子:最初に言及しましたが、2019年AIG全英女子オープン優勝者で、現在まだ21歳という若さの彼女が、ゴルフ競技における日本人初の金メダルに輝く可能性は非常に高いといわれています。
- タイガー・ウッズ:キャリアの晩年に差し掛かっているとはいえ、このゴルフ史上に残るスーパースターがもしオリンピックに参加すれば、大会が盛り上がることは間違いありません。現在のところ代表資格を得ていないタイガーですが、延期の恩恵を受け、出場できる可能性は大いにあるのです。